浅葱（あさつき）のカロリーとその他栄養素｜EatDiet

浅葱（あさつき）は、その名の通りネギの一種です。薬味として一般的に使用されている万能ネギよりも直径が1/3～1/2ほど小さいのが特徴的。味としての違いは辛味と香りが強いことが挙げられており、味噌汁やおでん等との相性が良いです。

生で薬味やサラダとして食べる場合は100gあたりの食物繊維が3.3g、糖質が2.3gと栄養バランスは抜群ですが、茹でた場合は100gあたりの食物繊維が3.4gに対し、糖質が2.9gと若干増えてしまう為、薬味として料理のアクセントに使用するのが良いでしょう。

がん予防

カロテンβやβカロチンが豊富に含まれています。カロテンβはがん予防やアンチエイジングに大変効果的であるとされており、成人男性の1日あたり摂取量目安は約850μg、成人女性の場合は約650μgになっています。薬味として100g使用することは稀ですが、浅葱100gで1日に必要なカロテンβのほとんどを摂取することができます。

美肌効果

浅葱100gあたりに含まれている葉酸の量は210μgですが、1日に必要な葉酸の量は成人男女共に約240μgとされています。葉酸は赤血球の生成を助けるビタミンで、赤血球が増えることで美肌効果があると言われています。DNAやたんぱく質の生合成を助ける働きもあるため、発育に重要なビタミンとも言われています。

便秘改善

浅葱100gあたりに含まれる不溶性食物繊維は2.6gもあります。不溶性食物繊維は水溶性食物繊維の2～3倍を摂取することで綺麗な大便が生成されます。便秘気味の人の多くは不溶性食物繊維または水溶性食物繊維のいずれかが不足していることが多く、特に不溶性食物繊維の摂取量が少ない場合が多いです。（水溶性食物繊維が多い場合、下痢となるが、不溶性食物繊維が欠如するとそもそも出ないことが多い）

不溶性食物繊維が多い野菜としては他に枝豆もよく挙げられるが、茹でた枝豆の100gあたりに含まれる不溶性食物繊維は4.1gもあるが、カロリーも上がり134㎉となる。低カロリーで不溶性食物繊維の多い浅葱は積極的に料理で使用すると良いでしょう。

オススメの食べ方

糖質0のハムで浅葱を包んでそのまま生で食べると、たんぱく質と食物繊維がバランスよく豊富に摂取できるのでオススメです。朝食よりも夕食や小腹が空いた時でもOK！

ハム1パックと浅葱1パックで摂取できるおおよその目安は、たんぱく質が約7.5gと食物繊維が0.81gとなっています。

または薬味として納豆にふりかけても美味しく食べることができるので是非試してみてください！