2021.01.15
ダイエット
食べるだけ!女子中学生向けの簡単ダイエット法
中学生と高校生は、大人と同じダイエット法をしてはいけません。年齢によって栄養素の必要摂取量も異なりますし、無理な食事制限が1番NG行為です。学生の時に摂取した栄養は発育に大きな影響を与えますし、食事制限をすると成人の時に深く後悔をします。
そこで、この記事では中学生にもダイエット指導をしたことのある現役パーソナルトレーナーが、めちゃくちゃ簡単な食べるダイエット方法を教えちゃいます!!
目次
学生は、食事制限ダイエットをしてはいけない
まず冒頭でも少し触れましたが、学生は絶対に食事制限ダイエットをしてはいけません。未成年の方で、いま食事制限ダイエットを実行中の方は今すぐに中止してください。成人であれば大きな影響を受けることはありませんが、未成年者が過度に食事制限を行うことで以下の悪影響が考えられます。
考えられる悪影響 | |
発育の影響 | バストサイズや脚太りに影響 |
将来の影響 | 痩せ難く、太りやすい体質に変化 |
健康面 | 肌が汚くなる、化粧ノリが悪くなる |
皮余り | 皮が余り切除する必要が出てくる 切除の場合、手術痕が残り傷は消えない |
記憶力の低下 | 授業や試験勉強の内容が覚えられない |
いま活躍しているモデルや女優の多くは食事制限を行っていますが、学生時代に何をしていたかインタビューされると「運動」と答える方が多いです。これはとても理に適っていて、学生時代に運動することでマッスルメモリーが働き将来、大人になっても痩せやすくスタイルを維持できます。
逆にいま食事制限をして、将来運動をしても今は痩せることが一時的に出来ても将来痩せ難く太りやすい体になってしまいます。食事制限をすることで痩せることは出来ても失う代償はかなり大きい・・・。それが中学生となるとより大きくなってしまいます。
中学生は栄養をフル活用するラストスパートとも言える時期。こんな大切な時期に間違ったダイエット法をしてしまうのは非常に危険です!中学生が行うダイエット法で最も良いのは、食べるダイエットと適度な運動です。
食べ過ぎによる将来の弊害
食事制限をしてはいけません。食べるダイエットをしましょう!でも、食べ過ぎもよくありません。学生期に食べ過ぎてしまうと将来、本当に痩せないカラダになってしまいます。ご両親に以下のことを確認してみてください。
『中学高校の頃の友達で太ってた人はいまも太っているの?』と、確認してみてください。おおよそ多くの人は太ったままです。かなり酷なダイエットを実践した方は痩せることに成功していますが、並大抵の努力では痩せにくい体質となってしまうのです。
短くまとめると、学生時代に太っている人は、大人になっても太っていることが多いです。学生時代に太る大きな要因は、”食べ過ぎ”です。これ以外にはありません。
30代40代でも綺麗なまるで歳を取らないと感じる芸能人も多くいます。皆さんそうなりたいと思うでしょう。その一歩として、必要以上に食べ過ぎないことが挙げられます。
上記記事では1日に必要なカロリー摂取量や取るべき栄養素をまとめてあります。是非、参考にしてみてください。
チョコを食べれば痩せる!!
ここで提案するチョコレートは、一般的に皆さんが食べているチョコレートではなく、ポリフェノール濃度の高いチョコレートです。meijiさんのロングセラー商品「カカオチョコレート」のことです!
このカカオチョコレートですが、食べるだけで体脂肪が減少します。これはポリフェノールの中に含まれるクロロゲン酸による効果です。他にもフェルラ酸による美容効果やルチンによる毛細血管の強化効果も期待できます。毛細血管が強化されるとダイエットのモチベーションが高い状態で維持(メンタルが強くなる)されます。
エネルギー | 28㎉ |
たんぱく質 | 0.5g |
脂質 | 2.0g |
炭水化物 | 2.2g |
─糖質 | 1.6g |
─食物繊維 | 0.6g |
食塩相当量 | 0g |
カカオポリフェノール | 127mg |
ポリフェノールは、1日1,000~1,500mgの摂取が健康的に良いとされています。また1度に大量のポリフェノールを摂取しても許容範囲を超えてしまい意味が無くなってしまう為、72%カカオチョコを2~3枚(254mg)を1日4~5回に分けて食べると効果的です。
また低GI値で血糖値の上昇を緩やかにしてくれる為、食前に2、3枚食べるとより効果的です。ご飯を食べると余ったエネルギーを脂肪へと蓄積しますが、このエネルギーから脂肪へと変化する流れを緩やかにしてあげることで脂肪蓄積量を下げることに繋がります。
よって、低GI値の食材から摂取することで太り難い食べ方となる訳ですが、高カカオポリフェノールチョコレートもかなり低GIです。食前と間食に食べることで太り難い体質になり、同時に脂肪も燃焼されるのです。
ポリフェノールは他にもブラックコーヒーや抹茶にも多く含まれていますが、これはドリンクよりもチョコレートとして噛む動作を加えることでダイエット中にも関わらず間食が出来る喜びによるストレス軽減効果と満腹中枢を刺激することで満腹感を早い段階で得ることができます。
私は実際に中学生や高校生の方々にダイエット指導を行う機会があり、このカカオチョコレートを提案しています。早い方では2ヵ月で体脂肪率が-1.2%も減少した方がいます。その方は運動もせず、食事も変えていませんでした。
- 脂肪の蓄積を防ぐ効果がある!
- 満腹感を味わうことができる!
- 脂肪燃焼効果がある!
夕食はオクラを食べよう
最近ではファミリーマートやセブンイレブンの冷凍コーナーにも刻みオクラが売られている為、入手しやすく簡単に食べられるようになりました。オクラにはペクチンとムチンという成分が豊富に含まれています。この成分の効果は、血糖値の急上昇を防ぎ脂肪を付きにくくする高ポリフェノールカカオと同じ効果があります。更に脂質と糖質の代謝を促す成分を含まれています。
簡単に言うと、食事で食べたエネルギーが脂肪になり難く、また、分解してしまう力を持った野菜です。また、ペクチンには便秘解消効果もあり、腸内の善玉菌を増やしてくれます。腸内に善玉菌が増えると、脂肪の分解がスムーズになるばかりか便通もよくなり、老廃物を溜め込まないカラダになります。
老廃物をしっかり排出することで美肌効果も期待できる他、太りやすい余分な栄養素を排出してくれます。そんなオクラのカロリーは100gあたりたったの30㎉とほとんど無いに等しく、オクラは食べれば食べるほどダイエット成功に近づく魔法の食材と言えます!!
- 血糖値の上昇を防ぐ効果
- 脂肪と糖質の分解を促す効果
- 美肌効果
- 腸内の善玉菌を増やす効果
- 便秘解消効果
少し割高にはなりますが、コンビニの冷凍オクラもオススメです!
学校に行く前にL-カルニチン
お腹の脂肪が人よりもひと回り以上大きい方は朝出掛ける前に毎日L-カルニチンを摂取しましょう。
L-カルニチンは分解された脂肪をミトコンドリアに運搬する役割を担った成分で体内に存在しますが、数に限りがあります。食事やサプリメントでL-カルニチンを摂取することでより多くの脂肪を燃焼させることができます。
家から学校までの通学距離を徒歩で通うのか自転車で通うのか、あるいは電車かもしれません。ご両親に車で送って貰うかもしれません。例えどんな通学手段であっても学校に着くまでに必ず動きますし、学校内でも歩いたり、立ったり座ったりと動作があります。そんな細かな動作でも脂肪はしっかりと分解されています。その細かな分解された脂肪を残さず焼却する為にL-カルニチンが必要です。
L-カルニチンは食事からも摂取することが出来ますが、ラム肉や牛ヒレ肉など高級食材に多く、毎日摂取するとなると数万円じゃ済まなくなる可能性もあり、サプリメントがオススメです。
- 分解された脂肪を素早く焼却する効果がある!
- 脂肪を分解する訳ではない為、注意!
運動は体育で十分
無理に毎朝ジョギングをしたり、スポーツジムに通う必要は無いと私は考えています。学校の授業としてプログラムされている体育や部活動で十分です。繰り返しになりますが、中学生は食事制限ダイエットや過度な運動で痩せる方法ではなく、食べるものを変えるダイエットで痩せることが最も効率的で将来性のある方法です。
是非、今回ご紹介した3つを全て取り入れることはできなくても1つだけでも試してみてください。毎日継続することで2~3ヵ月もすればきっと効果を実感すると思います。